2012年/日
監督:内田けんじ
主演:堺雅人/香川照之/広末涼子 他
・某出版社で編集長として働く香苗は、部下たちに「私、結婚します!」宣言。
正確には『これから結婚相手を見つけて結婚します』だった。
男性部下が「自分が立候補しても良いですか?」と問うと、「職場内には自分の結婚相手へ求める条件を満たす男性はいません」と即答。
同じころ、殺し屋として働く山崎は、ヤクザから依頼された社長殺しを実行していた。
さらに同じころ、売れない役者で貧乏暮らしをしている桜井は、人生に絶望するあまりに首つり自殺を図るも失敗におわる。汗をかいたため、はした金を持って銭湯へ行くことにした。
銭湯には、一仕事を終えた山崎も訪れており、山崎と桜井はロッカーが隣同士となった。
桜井は、金持ちそうな格好で財布も札ではち切れそうな山崎を羨ましく思い、対して貧相な自分の姿に一層絶望感がつのった。
そんな山崎が、浴場で石鹸で滑って転倒して意識を失ってしまう。
桜井は魔が差したのか、意識を失っている山崎が手に着けていたロッカーの鍵を自分のとすり替え、大金をせしめてしまう。
・山崎の財布には、100万ほど入っていた。
計画性のない桜井は、貯金すら無かったため何人かの知人から借金をしており、その金で借金を返済して回り、元婚約者にも金を返済した。
実は桜井が振られた理由は、貯金が無い・金遣いが粗い・将来への計画性ゼロだから(確かに、こんなダメ男と結婚したら不幸になるよ)。
一方山崎は、桜井とは全く違って、几帳面で計画性のある男だった。
記憶喪失となって絶望しながらも、それでも今の状況を整理して、懸命に順応しようとしていた。
そんな山崎は、たまたま入院中の父を見舞うために病院に着ていた香苗と出会った。
自分の事を知るために情報を得ようと前向きに奮闘する健気な山崎の姿に、香苗は興味を覚え協力者になると申し出たのである。
・山崎の自宅の鍵をゲットした桜井は、山崎の高級マンションに潜入(本当にクズだな)。
貧乏な自分とはかけ離れた生活を送っているであろう山崎に嫉妬しながら、クローゼットを物色していると、銃を発見して飛び上がった。
そんな時に、山崎のスマホ宛に着信があったので出てみると、今回の仕事のギャラをどうやって受け取りたいかという連絡だった。
そこで初めて、山崎が普通の人間でないことを悟り、慌てだすのであった(遅い!っていうか、アンタも犯罪者だから!)。
・山崎が受け取るギャラを、桜井のアパートのポストに入れるよう頼んでいた桜井は、金が入ってるかとポストを物色していた。
そこへ、帰ってきた山崎と遭遇し、同じく山崎を心配して訪れた香苗も現れ、3人で桜井のアパートへ。
山崎が見せたのは、かつて桜井が自暴自棄になっていた生活のありさまだった。
「どうやら僕は死のうとしていたそうです」と、遺書を見せる。
自分の記憶には無いと山崎は言うが、そりゃぁこれを書いたのは桜井だから当然だ。
部屋は奇麗に片付いてはいるが、ここに来たときは散々なありさまで、「そりゃ死にたくなりますよね〜」と声を荒げた。
桜井は、あらためて自分の書いた汚い筆跡の遺書を見せられ、猛烈に恥ずかしくなってしまった。
遺書を書いた時は死ぬ気満々だから勢いで書いたが、もはやその気がなくなった今、冷静になって読んでみると‥‥酷い。
・山崎と香苗は、次第に距離を縮めていった。もはや互いに好き同士だが、山崎は記憶喪失中なので香苗に対してあまり積極的にアプローチはできておらず、遠慮があるようだった。
というか、恋愛以前に、自分を取り戻すために必死で、記憶喪失になる前の生活をしていれば何か思い出すかもしれないと信じ、懸命に仕事をする日々である。
とはいっても、桜井がしていた仕事を引き継いでいる形になっていて、それは殺し屋の山崎には合ってない仕事なのだが、それでも必死に仕事をこなす。
そんな山崎の姿に香苗は惚れてしまい、プロポーズをしてしまう。
・ある日、香苗の父親が亡くなってしまい、山崎は香苗の父親の葬儀に出席することとなった。
香苗の家に招かれ、かつて香苗の父が好きだったレコードをかけた。
その時‥‥山崎の笑顔が消える。すべてを思い出したのだ!
鍵泥棒のメソッド
| ドラマ
| Comment(0)
この記事へのコメント
コメントを書く

