製作総指揮:ゲイリー・バーバー/ロジャー・バーンバウム/ベン・スティラー
音楽:グレーム・レヴェル
主演:ジョナサン・タッカー/ジェナ・マローン/ローラ・ラムジー 他
メキシコに観光に来た男女4人は、現地で出会った観光客に「マヤ文明の神殿」が近くにあると知らされた。
その観光客は、弟とその恋人がその神殿に行ったきり帰ってこない為、観光がてら連れ戻しに行くという。
神殿は、現代の地図には載っておらず、外界から閉ざされるようにひっそりと建っているらしい。
一緒に行かないかと誘われ、4人組は2つ返事で了承した。
4人と、弟探しの男とその友人‥‥計6人が出発することになったのである。
草木をかき分けると、そこにはピラミッドが建立されていた。
素晴らしい!と歓喜に震える6人だが、彼らの前に現地の住民が立ちはだかった。
弓矢と銃を持ち、今にも攻撃してきそうな勢いで怒号を浴びせる住民たち。
彼らの言葉が分からない6人は、必死に落ち着かせようとするものの‥‥仲間の1人が弓を放たれ殺されてしまい、慌てた5人はピラミッドに登り、逃げ出した。
現地の人間はピラミッドを囲むように陣取り、降りてくる瞬間を狙っているようだった。
頂上に着くと、彼らは野営キャンプを発見し、誰かがここに来た形跡を見つけた。
地上の人々が去るまで、ここで過ごそうと考えたが、テントの中に食料は無く、自分達も日帰り旅行の気分で訪れたため、食料を持ってきてはいなかった。
救助を呼ぼうにも携帯電話は圏外。途方に暮れた時、井戸の底から携帯電話の着信音が聞こえた。
殺された男の弟の持ち物かは分からないが、着信音が鳴る=電波が通じているということ。
マティアスはロープをつたい井戸の底へ降りて行くが、途中でロープが千切れてしまい、井戸の底に叩きつけられてしまう。
彼を救いに行ったステイシーは、途中で膝を斬ってしまい、傷ついた女性の力ではマティアスをロープに吊り下げることは不可能だった。
そこでマティアス用の簡易担架を作り、エイミーが担架と共に井戸へと降り、ステイシーと一緒にマティアスを乗せようとしたが‥‥抱え方が悪かった為、マティアスの腰は砕かれ、脊髄を損傷させてしまう。
翌朝、ステイシーは異様な違和感を覚えて飛び起きた。──足が動かない。
毛布をめくると‥‥‥‥膝の傷口の中に、植物の蔦が食い込むように入り込んでいた。
「助けて!脚の中に蔦が食い込んでいる!」
皮膚の中に根付くように入った蔦は、引っ張れば引っ張るほどえぐるように絡まろうとする。
ステイシーは激痛の中、半狂乱になりながらも脚から蔦を引き抜いた。
更に、身動きができないマティアスも脚の異常を訴えた。ステイシーと同じく、蔦が足の傷口からズルズルと食い込んでいたのである。
※書いているだけで、身体がウズウズしてくる。
早くこんな所を去ろうと、一同はどうにかしてピラミッドを脱出する手段を考えた時、またもや携帯の着信音が井戸の底から鳴り響いた。
こうなったら井戸から携帯を取ってくるしかないと、ステイシーとエイミーは井戸の底へ降り、耳を澄ませる。
その着信音は‥‥人間を餌とする花が、人間を呼び寄せるための“鳴き真似”だった。
血臭に引き寄せられ、植物の蔦は地を這い、人間にまとわりついてくる。
住民達は、この植物の事を知っていたのだろう。
自分達を地上へ降ろして、もし植物の種でも付着していたら──住民にとっては脅威となる。
『ここで植物の餌となって死んでくれ』と、言いたいのかもしれない。
この作品は、傷口から蔦が侵入しズルズルと皮膚の中に入っていったり、体内の蔦を摘出するため皮膚を切開したり、感染症を防ぐために、マティアスの両脚を石で切断し熱したフライパンで止血するなど‥‥かなりグロくて残酷な描写があります。
植物ホラーは、昔からおぞましい作品が多々あります。
動かず、言葉を発せず、表情もない“物言わぬ生命”という独特さは、ホラー映画には欠かせない存在なんだそうです。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
Solto O Frango - Bonde do Role
https://www.youtube.com/watch?v=Kgb6FxuaPQA
夜のお祭り
Ponmelo
https://www.youtube.com/watch?v=IUCe-Ae84z8
ジェフが去ってからの曲
Mexico Mi Amor - David Gomez
https://www.youtube.com/watch?v=v7jxhi4bXGI
タクシー内のBGM
Phenomena - Yeah Yeah Yeahs
https://www.youtube.com/watch?v=euxEat5VhbM
ED

