2009年/米
監督:ジェイソン・ライトマン
原作: ウォルター・カーン
主演:ジョージ・クルーニー/ヴェラ・ファーミガ/アナ・ケンドリック他
・中年男性ライアンの仕事は、役に立たない人にリストラ宣告を告げる、いわばプロの『解雇宣告人』だ。
1年の大半は出張で、1か月弱だけ賃貸のマンションで暮らしている。
『我が家』と呼べる場はなく、もし呼ぶとしたら空港とかもしれない。とにかく家にいない。
超ミニマリスト。家族からも『いない人』扱いで、当然独身である。
・超ミニマリストのライアンにも、一応夢がある。それは航空会社のマイレージを貯めること。
電子マネーを貯めることが夢だなんて、言ってて悲しいものはあるが、ただひたすら貯め続けるということではない。
とりあえず1000万マイルを貯める。貯めて機長に会いたいと思っているのだ。
しかし、そんなライアンの生活を脅かす事態が起こった。
ある日、本社オマハに戻ったライアンは、社長が出した改革案に驚きを隠せなかった。
今度から解雇宣告はTV電話を通じて、リモートで行うというのだ。
リモートを使って解雇宣告をすれば、解雇宣告する為だけに他社に出向く必要が無くなり、往復の飛行機代の経費が浮く。
計算した結果、なんと85%もコストカットが出来る。なんで今までわざわざ出張して対面で解雇宣告していたのだろう。もっと早く導入すべきだったと悔やむのであった。
会社としては、85%もコストカットが出来るなら即採用案件だろう。
従業員も皆乗り気だ。飛行機の往復はぶっちゃけ疲れるし、出張せずにリモートで解雇宣告できるなら、楽ってもんだ。むしろ反対する理由が見つからない。
・その改革案に、猛反対したライアン。
対面することに意義があるんだ!リモート宣告は冷たい!顔を突き合わせないと見えないものがあるんだ!と『出張解雇宣告』を推しまくった。
ライアンにとっても、正直、解雇するのに対面だろうがリモートだろうがあまり大差ない‥‥とは思っている。
しかしリモートになってしまうと、自分のマイレージが貯まらなくなってしまうので、それを避けたいのだ。
ライアンは出張して対面での解雇を推しつづけ、「もしリモート宣告中に相手が怒ってログアウトしたらどうするんだ?」と不便さをアピールするが、仮に対面であっても、怒って部屋から出て行ってしまったら同じなわけだが💦
しまいには、『出張解雇宣告』の素晴らしさを直接見せてやりたいと、頼まれもしない教育係を名乗り出た(ライアンよ、そんなにマイル貯めたいか?っていうか、業務を私物化するな💢)
・ライアンは姉から、「挙式を控えている妹と婚約者のパネルを作りたいと思っているんだけど、そのパネルの背景を、ライアンが出張する先々での“有名な場所”にしたいのよ」とお願いされた。
妹の一生に一度の思い出だから、叶えてやりたい。そのためには、なんとしても『出張解雇宣告』を継続してもらわないとならないので、ライアンは教育係に熱を入れるのであった。
・しかし、アクシデントが発生する。
出張先でナタリーが解雇宣告をしたところ、説得に失敗してしまい、あわててライアンがフォローする羽目になってしまった。
続いての出張先では、解雇宣告に絶望した従業員から「橋から飛び降りて死んでやる!」と恨まれてしまう。
ライアンは、対面での解雇宣告にナタリーは向いていないと判断し、本当は反対していたが、リモートで解雇宣告をさせてみた。
すると今度は、あまりに機械的で事務的に対応をしてしまい、「もっと言い方があったのに‥‥」と、ナタリー自暴自棄に陥ってしまう(自暴自棄になりたいのは解雇された従業員でしょうが💧)。
ライアンは、解雇宣告が対面だろうがリモートだろうが、会社から『解雇されてしまう』相手にどこまで寄り添えるか、教育係になったのも何かの縁として、ナタリーに伝えるのであった。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
This Land Is Your Land - Sharon Jones & The Dap-Kings (as Sharon Jones & The Dap-Kings)
https://www.youtube.com/watch?v=XQ78uDio_ao
OP
Goin' Home - Dan Auerbach (as Dan Auerbach)
https://www.youtube.com/watch?v=1fQ8WNjrxOY
タルサ国際空港
O.P.P. - Naughty By Nature
https://www.youtube.com/watch?v=6xGuGSDsDrM
アレックスを15年後の目標とするナタリー
Good Times - Chic
https://www.youtube.com/watch?v=eKl6EZShaaw
バーで、デイヴという男性と一緒に踊るナタリー
Bust A Move - Marvin Young (as Young MC)
Courtesy of Delicious Vinyl
https://www.youtube.com/watch?v=xy4FXhkm6Nw
アルファ・テク社に特別ゲストで呼ばれたYoung MC
Time After Time - Cyndi Lauper
https://www.youtube.com/watch?v=VdQY7BusJNU
酔ったナタリーがカラオケで歌う(原曲)
Angel in the Snow - Elliott Smith
https://www.youtube.com/watch?v=eoGMr5d120s
地理の教室に案内するライアン
Help Yourself - 'Sad Brad Smith'
https://www.youtube.com/watch?v=S0g4GAYRQE4
妹ジュリーの結婚式
Taken At All - Crosby Stills Nash & Young
https://www.youtube.com/watch?v=FlCp3Q5Kzrs
解雇宣告“ターミネーター”に法務部が難色を示す
Be Yourself - Graham Nash
https://www.youtube.com/watch?v=jWrtQOgOlHY
ED1曲目
Up in the Air - 'Kevin Renick'
https://www.youtube.com/watch?v=FtEhCTvQHgo
ED2曲目
マイレージ、マイライフ
| ドラマ
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ラブソングができるまで
2007年/米
監督:マーク・ローレンス
音楽:アダム・シュレシンジャー
主演: ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ヘイリー・ベネット 他
・アレックスは、1980年代に一世を風靡したバンド『PoP』のボーカル。
しかし、あの栄光の日々はどこへやら?すっかり落ち目となり、やさぐれている。
時折オファーが来ても、テーマパークや同窓会での、いわゆる“前座”を頼まれるぐらい。
本当は蹴ってやりたい仕事だが、生活のため引き受けるしかないという、悲しい日々を送っていた。
そんなアレックスにビッグチャンスが舞い込むことになった。
全米で大人気のカリスマ歌姫コーラ・コーマンが、アレックスに「新曲を作ってほしい」とオファーしたのであった。
・コーラの事務所を訪れたアレックス。
仕事内容を聞くと、「新曲を作ってほしい。2週間後の自身のコンサートで披露したい」
コーラが曲を覚える期間を差し引くと、アレックスが曲を制作できる期間はわずか1週間しかない。
さらに同様のオファーを他にも振っており、アレックスが作曲を提供しても採用されるかどうかは不明とのこと。
「それでも引き受けてくれますか?」と尋ねるコーラ。
タイトなスケジュールかつ無駄に終わるかもしれない仕事だが、引き受けない理由が無い為、アレックスは「やります」と即答。
・アレックスは作曲家であって、歌詞は作れない。そのため、歌詞は現在ブレイク中のグレッグにオファー。
制作期間はわずか1週間の為、アレックスはグレッグに「歌詞はまだか!?歌詞はまだか!?」と急かす💧
グレッグは腰を据えて歌詞を作りたい派であり、「そんなに早くできない」と怒るが、アレックスは「まだか?まだか?」と聞いちゃいない。
二人の意見は合わないが、一応プロで仕事はする。曲も歌詞も完成し、さっそくハーサルをすることに。
・アレックスが作った曲に乗せ、歌詞を作ったグレッグが実際に歌う。
するとまた違った視点が生まれ、『曲に歌詞が合わない』という珍現象が起こった。
アレックスはグレッグに歌詞の修正を依頼するが、現在ブレイク中のグレッグが作った歌詞について、いまや落ちぶれたアレックスにダメ出しなんかされたくない(そりゃそうだ)。
首を縦に振らないグレッグに頭を悩ますアレックス。
その時、ピアノのメロディに合わせて、植木の水やりにやってきた女性ソフィーが、何気なしに独自に作った歌詞を口ずさんだ。
『一目惚れ』ならぬ『一聴惚れ💓』で、その歌詞はアレックスの胸に刺さり、彼女の作詞家の才能を見出したのである。
アレックスはソフィーに楽譜を渡し、歌詞を依頼。それを目にしたグレッグはプライドを傷つけられ、怒って辞めてしまったのであった。
・乗り気ではないソフィーだが、ソフィーの姉ロンダが物好きにも『PoP』バンドのアレックスの大ファンであり、話を受けるよう推し、ソフィーは渋々引き受けることに。
実はソフィーはもともと作家志望であったが、大学講師と破局後、自分との交際について講師が勝手に赤裸々なドキュメンタリー本にしてしまい、なんとそれがバカ売れしてしまった💥
講師は人気作家になり、ソフィーはプライベートを暴露され、本であれ曲であれ、『書く』という行為そのものが嫌になったのであった。
・コーラが指定した期日になんとか曲が完成し、晴れてその曲が見事採用されて、アレックスとソフィーは大喜び。
曲を作り上げる過程で、いつしか二人の仲も親密になっていた。
さて、『歌声がソフィーのピアノ曲』。それをコーラが歌うとこうなります!完成形を見せられたアレックスとソフィーは唖然。
全く違うアレンジに変更されており、リズムやメロディの名残も感じられないほど変わり果ててしまっていたのである。
もはや歌詞だけ残った別の曲💦になり果てており、「私はこのメロディに合う歌詞を付けたのよ!」とソフィーは大激怒💢
アレックスも当然意義を申し出るかと思いきや‥‥「いやぁ良いですねぇ♪斬新です」とべた褒め。
とりあえず自分の名前がコンサートで紹介されりゃ良いアレックスは、ここで反論してコーラが不採用とすることを避けたのである。
ソフィーは「貴方にはプライドは無いのか?」と呆れ、恋に発展する間際の段階にして、二人は別れてしまう。
・後日、ソフィーがフロリダへ発つと聞かされたアレックスは、ソフィーを好きになっていた自分に気づいた。
共に曲作りをしていた日々は最高の思い出で、今後も一緒に行いたいと思った。
アレックスはソフィーを振り向かせるべく、コーラと共にある作戦を行うことになる。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
PoP! Goes My Heart - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=xVkU8dDSC9w
冒頭のダサいPV(あくまでも、映画内で“ダサい”という設定であり、あしからず…)
Buddha's Delight - Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=iWVbegiAus8
コーラの曲
Meaningless Kiss - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=HEopBpxkYPs
87年度卒業生同窓会でアレックスが歌う
Love Autopsy - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=YUdWgqyq1rk
歌詞は出来ないと否定するソフィーに、「すでに書いてもらった」と、即興でピアノ演奏するアレックス
Way Back Into Love (Demo Version) - Hugh Grant and Drew Barrymore
https://www.youtube.com/watch?v=NsOCEpeIcx8
アレックスとソフィーが作った歌〜2人のデモテープ(楽曲として、録り直されている)
Dance With Me Tonight - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=xq6b3ra2KpA
遊園地で白けた観客相手に、契約上、アンコールを歌わされるアレックス
Forever In Your Mind - Shake Your Booty
https://www.youtube.com/watch?v=dItmfeuzUsM
腰フリダンスを教えるアレックス
Slam - Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=TgJ2OKkcMqQ
コーラの曲
Don't Write Me Off - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=ek1ChakOD7E
アレックスが、ソフィーに向けて歌う
Way Back Into Love - Hugh Grant and Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=m3Ztq2hu5Kg
アレックスとソフィーが作った歌
Work To Do - America
https://www.youtube.com/watch?v=2xmFzzG_Odo
ED2曲目
監督:マーク・ローレンス
音楽:アダム・シュレシンジャー
主演: ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ヘイリー・ベネット 他
・アレックスは、1980年代に一世を風靡したバンド『PoP』のボーカル。
しかし、あの栄光の日々はどこへやら?すっかり落ち目となり、やさぐれている。
時折オファーが来ても、テーマパークや同窓会での、いわゆる“前座”を頼まれるぐらい。
本当は蹴ってやりたい仕事だが、生活のため引き受けるしかないという、悲しい日々を送っていた。
そんなアレックスにビッグチャンスが舞い込むことになった。
全米で大人気のカリスマ歌姫コーラ・コーマンが、アレックスに「新曲を作ってほしい」とオファーしたのであった。
・コーラの事務所を訪れたアレックス。
仕事内容を聞くと、「新曲を作ってほしい。2週間後の自身のコンサートで披露したい」
コーラが曲を覚える期間を差し引くと、アレックスが曲を制作できる期間はわずか1週間しかない。
さらに同様のオファーを他にも振っており、アレックスが作曲を提供しても採用されるかどうかは不明とのこと。
「それでも引き受けてくれますか?」と尋ねるコーラ。
タイトなスケジュールかつ無駄に終わるかもしれない仕事だが、引き受けない理由が無い為、アレックスは「やります」と即答。
・アレックスは作曲家であって、歌詞は作れない。そのため、歌詞は現在ブレイク中のグレッグにオファー。
制作期間はわずか1週間の為、アレックスはグレッグに「歌詞はまだか!?歌詞はまだか!?」と急かす💧
グレッグは腰を据えて歌詞を作りたい派であり、「そんなに早くできない」と怒るが、アレックスは「まだか?まだか?」と聞いちゃいない。
二人の意見は合わないが、一応プロで仕事はする。曲も歌詞も完成し、さっそくハーサルをすることに。
・アレックスが作った曲に乗せ、歌詞を作ったグレッグが実際に歌う。
するとまた違った視点が生まれ、『曲に歌詞が合わない』という珍現象が起こった。
アレックスはグレッグに歌詞の修正を依頼するが、現在ブレイク中のグレッグが作った歌詞について、いまや落ちぶれたアレックスにダメ出しなんかされたくない(そりゃそうだ)。
首を縦に振らないグレッグに頭を悩ますアレックス。
その時、ピアノのメロディに合わせて、植木の水やりにやってきた女性ソフィーが、何気なしに独自に作った歌詞を口ずさんだ。
『一目惚れ』ならぬ『一聴惚れ💓』で、その歌詞はアレックスの胸に刺さり、彼女の作詞家の才能を見出したのである。
アレックスはソフィーに楽譜を渡し、歌詞を依頼。それを目にしたグレッグはプライドを傷つけられ、怒って辞めてしまったのであった。
・乗り気ではないソフィーだが、ソフィーの姉ロンダが物好きにも『PoP』バンドのアレックスの大ファンであり、話を受けるよう推し、ソフィーは渋々引き受けることに。
実はソフィーはもともと作家志望であったが、大学講師と破局後、自分との交際について講師が勝手に赤裸々なドキュメンタリー本にしてしまい、なんとそれがバカ売れしてしまった💥
講師は人気作家になり、ソフィーはプライベートを暴露され、本であれ曲であれ、『書く』という行為そのものが嫌になったのであった。
・コーラが指定した期日になんとか曲が完成し、晴れてその曲が見事採用されて、アレックスとソフィーは大喜び。
曲を作り上げる過程で、いつしか二人の仲も親密になっていた。
さて、『歌声がソフィーのピアノ曲』。それをコーラが歌うとこうなります!完成形を見せられたアレックスとソフィーは唖然。
全く違うアレンジに変更されており、リズムやメロディの名残も感じられないほど変わり果ててしまっていたのである。
もはや歌詞だけ残った別の曲💦になり果てており、「私はこのメロディに合う歌詞を付けたのよ!」とソフィーは大激怒💢
アレックスも当然意義を申し出るかと思いきや‥‥「いやぁ良いですねぇ♪斬新です」とべた褒め。
とりあえず自分の名前がコンサートで紹介されりゃ良いアレックスは、ここで反論してコーラが不採用とすることを避けたのである。
ソフィーは「貴方にはプライドは無いのか?」と呆れ、恋に発展する間際の段階にして、二人は別れてしまう。
・後日、ソフィーがフロリダへ発つと聞かされたアレックスは、ソフィーを好きになっていた自分に気づいた。
共に曲作りをしていた日々は最高の思い出で、今後も一緒に行いたいと思った。
アレックスはソフィーを振り向かせるべく、コーラと共にある作戦を行うことになる。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
PoP! Goes My Heart - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=xVkU8dDSC9w
冒頭のダサいPV(あくまでも、映画内で“ダサい”という設定であり、あしからず…)
Buddha's Delight - Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=iWVbegiAus8
コーラの曲
Meaningless Kiss - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=HEopBpxkYPs
87年度卒業生同窓会でアレックスが歌う
Love Autopsy - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=YUdWgqyq1rk
歌詞は出来ないと否定するソフィーに、「すでに書いてもらった」と、即興でピアノ演奏するアレックス
Way Back Into Love (Demo Version) - Hugh Grant and Drew Barrymore
https://www.youtube.com/watch?v=NsOCEpeIcx8
アレックスとソフィーが作った歌〜2人のデモテープ(楽曲として、録り直されている)
Dance With Me Tonight - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=xq6b3ra2KpA
遊園地で白けた観客相手に、契約上、アンコールを歌わされるアレックス
Forever In Your Mind - Shake Your Booty
https://www.youtube.com/watch?v=dItmfeuzUsM
腰フリダンスを教えるアレックス
Slam - Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=TgJ2OKkcMqQ
コーラの曲
Don't Write Me Off - Hugh Grant
https://www.youtube.com/watch?v=ek1ChakOD7E
アレックスが、ソフィーに向けて歌う
Way Back Into Love - Hugh Grant and Haley Bennett
https://www.youtube.com/watch?v=m3Ztq2hu5Kg
アレックスとソフィーが作った歌
Work To Do - America
https://www.youtube.com/watch?v=2xmFzzG_Odo
ED2曲目
| ドラマ
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フリー・ウィリー
1993年/米
監督: サイモン・ウィンサー
原作: キース・ウォーカー/コーリー・ブレックマン
主演:ジェイソン・ジェームズ・リクター/ロリ・ペティ/オーガスト・シェレンバーグ 他
・孤児院で暮らしていたジェシー。
その暮らしが嫌になった彼は、ある日、孤児院から脱走してストリートチルドレンとなった。
とても心細くて、どうしたらいいかわからず、ふと水族館に忍び込んだ。
そこで、水槽の中で泳ぐシャチ「ウィリー」と出会った。
そのシャチは、ジェシーと同じく“孤独”だった。
おそらく、海で仲間と泳いでいたであろうウィリー。
しかし群れから引き離され、行き場が無くて、この水族館にたどり着いたのだ。
ウィリーは飼育係に懐かず、調教師の言う事も聞かず、広い水槽に追いやられていた。
その境遇は、家族から引き離され、里親に懐くことのできないジェシーと同じであり、ジェシーはウィリーに親近感を抱くようになった。
ウィリーも、自分から離れようとしないジェシーに興味を抱いたのか、彼にすり寄っていく。
ジェシーが吹いたハーモニカにウィリーは興味を示して泳ぎだすと、里親に懐くことのなかったジェシーの顔が緩んだ。
少年とシャチとの友情が、目覚めたのである。
・ジェシーとウィリーの友情は、確実に育まれていった。
水族館職員のランドルフは、誰にも懐かず芸も覚えることも無かったウィリーの行動に驚き、ジェシーを特例で『ウィリーの調教師』として水族館に招いた。
晴れて堂々とウィリーを調教できるようになったジェシーは、次々とウィリーに芸を教え、才能を開花させていった。
・ウィリーの芸が商売として成り立つと考えたオーナーは、ショーを企画し、大勢の観客を呼んでジェシーとウィリーをお披露目した。
しかし、人間を恐れジェシー以外に心を開いていないウィリーは、大勢の観客の声援に恐怖を抱いてしまい、芸を披露することが出来ず、ショーは大失敗になってしまう。
・ジェシーは、ウィリーの失敗の責任を突きつけられ、ショックを受ける。
自分はしっかりやったのに、ウィリーが失敗したせいで怒られた──とウィリーを責めるジェシー。
ウィリーはジェシーが自分に不満を持っていることを感じ取り、ウィリーの言う事を聞かなくなってしまい、自らの殻に閉じこもってしまう。
・飼育員に懐かない、調教師の言う事を聞かない、ショーは失敗、役に立たない、金がかかる‥‥。
ウィリーの存在そのものを否定し始めた水族館のオーナーは、ウィリーを殺して保険金を手に入れることを画策する。
それを知ったジェシーは、ウィリーを海に返してやりたいと思うのである。
本物のシャチに芸を教えて撮るという『挑戦』を成し遂げた映画です。
作品は大成功で、シャチ役のケイコの演技に魅了されました。
2作目は随所にアニマトロニクスを使用。
3作目はロボット。水が禁忌であるロボットを、シャチとして使用。完全水没させて動かすという常識はずれな荒業に大挑戦w
4作目はロボット&CGと、徐々に進化していく過程が観ていて面白い。
しかし、撮影技術は高くなったのに、興行成績はあまり振るわなかった。
やはり生きているシャチには敵わなかったのである。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
Keep on Smilin' - New Kids on the Block (as NKOTB)
https://www.youtube.com/watch?v=WeCIIYC0fPk
公園でスケボーする少年たち
Didn't Mean to Hurt You - 3T
https://www.youtube.com/watch?v=71fvi4dwe6g
アニーからの弁当を渡すジェシー
Right Here (Human Nature Remix) - S.W.V.
https://www.youtube.com/watch?v=yjj0c5845Tg&list=RDyjj0c5845Tg&start_radio=1
ウィリー用の魚を買って自転車で帰るジェシー
Will You Be There - Michael Jackson
https://www.youtube.com/watch?v=jQY_QL_wvQU
ED
監督: サイモン・ウィンサー
原作: キース・ウォーカー/コーリー・ブレックマン
主演:ジェイソン・ジェームズ・リクター/ロリ・ペティ/オーガスト・シェレンバーグ 他
・孤児院で暮らしていたジェシー。
その暮らしが嫌になった彼は、ある日、孤児院から脱走してストリートチルドレンとなった。
とても心細くて、どうしたらいいかわからず、ふと水族館に忍び込んだ。
そこで、水槽の中で泳ぐシャチ「ウィリー」と出会った。
そのシャチは、ジェシーと同じく“孤独”だった。
おそらく、海で仲間と泳いでいたであろうウィリー。
しかし群れから引き離され、行き場が無くて、この水族館にたどり着いたのだ。
ウィリーは飼育係に懐かず、調教師の言う事も聞かず、広い水槽に追いやられていた。
その境遇は、家族から引き離され、里親に懐くことのできないジェシーと同じであり、ジェシーはウィリーに親近感を抱くようになった。
ウィリーも、自分から離れようとしないジェシーに興味を抱いたのか、彼にすり寄っていく。
ジェシーが吹いたハーモニカにウィリーは興味を示して泳ぎだすと、里親に懐くことのなかったジェシーの顔が緩んだ。
少年とシャチとの友情が、目覚めたのである。
・ジェシーとウィリーの友情は、確実に育まれていった。
水族館職員のランドルフは、誰にも懐かず芸も覚えることも無かったウィリーの行動に驚き、ジェシーを特例で『ウィリーの調教師』として水族館に招いた。
晴れて堂々とウィリーを調教できるようになったジェシーは、次々とウィリーに芸を教え、才能を開花させていった。
・ウィリーの芸が商売として成り立つと考えたオーナーは、ショーを企画し、大勢の観客を呼んでジェシーとウィリーをお披露目した。
しかし、人間を恐れジェシー以外に心を開いていないウィリーは、大勢の観客の声援に恐怖を抱いてしまい、芸を披露することが出来ず、ショーは大失敗になってしまう。
・ジェシーは、ウィリーの失敗の責任を突きつけられ、ショックを受ける。
自分はしっかりやったのに、ウィリーが失敗したせいで怒られた──とウィリーを責めるジェシー。
ウィリーはジェシーが自分に不満を持っていることを感じ取り、ウィリーの言う事を聞かなくなってしまい、自らの殻に閉じこもってしまう。
・飼育員に懐かない、調教師の言う事を聞かない、ショーは失敗、役に立たない、金がかかる‥‥。
ウィリーの存在そのものを否定し始めた水族館のオーナーは、ウィリーを殺して保険金を手に入れることを画策する。
それを知ったジェシーは、ウィリーを海に返してやりたいと思うのである。
本物のシャチに芸を教えて撮るという『挑戦』を成し遂げた映画です。
作品は大成功で、シャチ役のケイコの演技に魅了されました。
2作目は随所にアニマトロニクスを使用。
3作目はロボット。水が禁忌であるロボットを、シャチとして使用。完全水没させて動かすという常識はずれな荒業に大挑戦w
4作目はロボット&CGと、徐々に進化していく過程が観ていて面白い。
しかし、撮影技術は高くなったのに、興行成績はあまり振るわなかった。
やはり生きているシャチには敵わなかったのである。
挿入歌(紹介文については、歌が流れていた『場面』を指します)
Keep on Smilin' - New Kids on the Block (as NKOTB)
https://www.youtube.com/watch?v=WeCIIYC0fPk
公園でスケボーする少年たち
Didn't Mean to Hurt You - 3T
https://www.youtube.com/watch?v=71fvi4dwe6g
アニーからの弁当を渡すジェシー
Right Here (Human Nature Remix) - S.W.V.
https://www.youtube.com/watch?v=yjj0c5845Tg&list=RDyjj0c5845Tg&start_radio=1
ウィリー用の魚を買って自転車で帰るジェシー
Will You Be There - Michael Jackson
https://www.youtube.com/watch?v=jQY_QL_wvQU
ED
| ドラマ
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